フィギュアヘッドのデザイン

スターウォーズ(STAR WARS)
フィギュアヘッドコレクションVIII

1500年代の大航海時代には、未開の地での帆船の事故も多く、航海の安全を願った女神などのデザインが多く見られました。当時、海には魔物がいるとの考えも根強くあった時代、神の加護を受けるために天使のようなモチーフが好まれたようです。
様々な船籍を持つ船が、不意に遭遇する事も多い時代には、敵となる船も多く、相手を威嚇するような意図で作られ、船首を飾る物もありました。また、天使や神の他には、鳥やライオンのような猛獣などのデザインがあったようです。

フィギュアヘッドの展示

大阪府の海の窓口、南港にあるアミューズメントスポット「なにわの海の時空館」では 全長約30m・帆柱約27.5mもある、江戸時代の菱垣廻船「浪華(なにわ)丸」を実物大で復元し、当時使われていた船具や調度品等の複製品とともに、フィギュアヘッドも見る事ができます。大阪の「なにわの海の時空館」では、「83大阪世界帆船まつり」「SAIL OSAKA97」が行われた際に来航した、おおくの帆船のフィギュアヘッドが展示され、それぞれの由来や意味を公開しています。
アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴの「海事博物館」では、歴史的な船が集められ、「音楽の女神・ユーターピ(エウテルペ)」や「正義の女神・シーミス(テミス)」などの美しい船首像を見る事ができます。
新潟県柏崎市にある「シーポートミュージアム」は、展示数日本最大を誇っているアンティーク船具の博物館で、多くのフィギュアヘッドが展示されています。

海王丸等のフィギュアヘッド

文部省航海練習船で「海の貴婦人」として有名な大型帆船「海王丸(かいおうまる)」は、当初船首像がありませんでした。しかし、1985年に「横笛を吹く女性・紺青」が取り付けられました。東京芸術大学の西大由教授によって制作された「海王丸(かいおうまる)」の船首像「紺青」は1989年の引退の際、「海王丸U世」号に引き継がれました。
独立行政法人航海訓練所の航海練習船「日本丸」には、「手を合わせて祈る女性・藍青(らんじょう)」が取り付けられていましたが、1984年の引退の際に「日本丸U世」号に引き継がれましたた。

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最近はアニメキャラクターをフィギュアヘッドと呼ぶように…

フィギュア・ヘッドは、大航海時代の帆船が、旅の安全を願って船首に取り付けていた女神などの像を呼んでいたものですが、本来は人や動物の生物模型を意味する言葉です。しかし、最近はアニメキャラクターや乗り物など立体造形物を広く指すようになっています。